クラミジアの原因って本当に性交渉だけなの？【Ｑ＆Ａ】

クラミジアの原因菌であるクラミジア・トラコマチスという細菌は、人間の細胞の中でしか生きられません。この細菌は感染力が高いことが特徴ですが、人から離れるとすぐに死んでしまうため、空気感染や接触感染（粘膜同士以外）は普通は無いと考えられています。

以上の理由から、もしクラミジアに感染したのなら、この病原菌を持った人との性交渉やオーラルセックス（キスを含む）しか原因は考えられません。

つまり、この場合だと「あなた方のどちらかが嘘を付いている」という確率が一番高いのです。

あくまでも、可能性の話です。クラミジアは自覚症状がないまま経過することも多いため、いつ感染したか分からず、原因不明・感染経路不明である場合が多くあります。

今のパートナー以外にも、過去に性的な関係をもった人が他にいるのなら、その人が原因だったという可能性もあるのです。

また、性交渉やオーラルセックス以外の感染経路は無いとはいわれているものの、それを確かめる方法も無く、それ以外の感染経路がないと実際に証明されているわけではありません。クラミジアは感染者数が非常に多く、誰でも簡単に感染するようなありきたりな病気です。

結論から言えば、クラミジアの治療薬である抗生物質は薬局では売られていませんが、通販で購入することはできます。

ほとんどの抗生物質などの医薬品は「処方せん薬」ですので、通常医師の処方せんが必要です。

「処方せん薬」の販売目的所持は薬事法違反になりますので、一般の薬局やドラックストアでは飲み薬の抗生物質は市販されていません。

ただ、個人が自己責任で使用する分の薬の輸入は、問題がないとされています。つまり、海外で販売されているジェネリックなどの抗生物質を下記のサイトなどから個人で購入することは可能です。

クラミジアの治療薬　アジー1000mg

性感染症という建前上、病院に行きづらいのは理解できますが、ほとんどの医薬品に「医師の処方せん」が必要なのはそれなりの理由もあります。どうしてもという理由がない限りは、病院で治療を受けることをお勧めしております。

ともあれクラミジアを始め性感染症の多くは、早期の発見、治療が肝心となってきます。

感染してから治療に至るまでの時間が短ければ短いほど、再発のリスクは低くなりますので、上記のようなジェネリック医薬品を常備薬として保存しておくことも有効です。